渓流釣りでいいですか

渓流釣りやサーフの釣りなどを嗜みます

サビキ釣りに飽きた釣り初心者におすすめしたい3つの釣り

 

 

こんにちは、水平です。

 

 初めて釣りをしたとき、皆さんはどんな釣りから始めましたか?

サビキ釣り、という人が多いのではないかと思います。

 

僕も釣りを始めた時はサビキ釣りばかりやっていました。

 

しかし!サビキ釣りばかりしていると、当然ながらだんだん飽きてきてしまいますよね。

 

アジとかサバのちっちゃいのばかりだと、料理も丸揚げばかりになってしまいます

しね。

 

 

そこで、

もうサビキでの小魚釣りには飽きてしまった、という人に向けて

他の初心者向けの釣りの紹介をしてみようと思います。

 

 

ぶっこみ釣り

ぶっこみ釣りとは文字どおり、おもりと針を付けて

海にぶっこむ!そして釣れるまでぼーっとしていたり

スマホをいじってたりしているうちに、なにかが釣れてしまう、

という楽で適当でありながらなかなかいろいろな魚が釣れて楽しい釣りです。

 

 

ぼくはぶっこみ釣りをするときは

夜釣りでアナゴを狙うことが多いです。

仕掛けにさんまの切り身を付けて

海へぶっこむ!

そして竿に鈴をつけておいて

スマホなんかをいじりながら待っています。

魚がかかると竿がぶるぶる震えて

鈴がジリジリと鳴ってくれます。

 

音が鳴ることで

 

来た!という感じがよく味わえて

非常に盛り上がり

想像しているより興奮度がありますね。

 

アナゴ以外でもセイゴという魚も狙うことができます。

セイゴというのはスズキの幼魚、いわゆるシーバスですね。

他にもカサゴクロダイなんかも釣ることができます。

 

ぶっこみ釣りのやり方です!

 

まず竿のガイドの部分に糸を通し、おもりを糸に通します。

ここでのおもりはおもりの真ん中に

穴が開いているものを使ってください。

いわゆる中通しおもり、というやつです。

 

これはサビキで使っていたようなおもりとは形が違います。

 

団子を串から抜いた時のようにおもりのど真ん中に穴があいたおもりを

使うのです。

 

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どうしてか?ぼくは理由がわかるまで半年くらいかかりました。

 

それは

 

魚が釣れた時のアタリの感触がダイレクトに手元に伝わるように!

 そしてアタリの衝撃が竿によりよく伝わることで

鈴が大きくなるように!

 

 

真ん中に穴の開いたおもり、中通しおもりといいますが、

これを使えば針から手元まで糸で直結される状態に

なるわけですね。

 

ダイレクトなので鈴がよく鳴ってくれる!

 

そういう理由で、真ん中に穴の開いたおもりを糸に通し、

針のところまでにおもりが止まるようにおもり受け

取り付けます。

おもり受けは専門の部品もありますが、ビーズを使えば

大丈夫なんじゃないかと思います。

 

意外とわからないところですが、

おもり受けなしで

サルカンに結ぶと、糸の結び目とおもりがぶつかるときに

糸が傷ついてしまい、大物が釣れた時に切れてしまう恐れがありますね。

 

このビーズは釣具屋に行けば必ずあります。

むしろ

選ぶのに時間がかかるくらい種類もたくさんあります。

どれを選ぶかについては

どんなものでもいいと思いますが、

ちょっとさわってみてビーズが柔らかめなものであれば、

ショックを吸収できると思いますので

それで決定でいいと思います。

 

ビーズに迷って時合いを逃してしまう、

なんてことになっても悲しいので

ぱっぱと選んでしまいましょう

 

 

サルカンを結んだら、針です。針。

 

針はまあ何でもいいです。針に糸のついたタイプのものを

選んでください。そしてその糸をサルカンに結ぶ!

 

ぶっこみ用の仕掛け、セットでおもりも一体になって

いるようなものもありますので、それを選んでみるのも

いい手だと思います。

ぼくはなんだかもったいなく感じてしまうので

手作りで作ってしまいます。

 

餌は、サビキで使うようなオキアミではなく、

魚の切り身をつかいます。

釣道具屋にサバかサンマの切り身が売っていますので、

とりあえずはその2種類から好きなものを選んで

もらう形でいいと思います。

 

ただ、魚の切り身のエサは

売られているものをそのまま針に着けるには正直大きすぎると思います。

なので、ハサミを買ってください。

安いものでいいです。

100円ショップのもので十分です。

そのハサミでえさを三等分くらいに切るとちょうどいい大きさに

なるとおもいます。

 

そのエサを付けたら適当に海に投げ込む!

 

これでいろいろな魚を釣ることができますよ。

 

キャスティングについて

 

※キャスティングというのはエサを付けた仕掛けを

釣り竿を使って投げ入れる動作のことですね。

 

 

スピニングリールのキャスティングについては

まあ、最初は失敗して地獄を見ることもありますが、

最初は足元にサビキ釣りの時のような感じで

投げ入れてもいいので、ちょっとずつ

遠くに投げるような感じでやってみて、

段々慣れていってください!

 

エサも仕掛けもつけないような形で

おもりだけ付けておいて10回も投げて練習してみれば

なんとなく感覚がわかってくると思います。

 

別に失敗してもいいやというような

軽い気持ちで投げてみてください。

周りに人がいないようなところでやってみましょう。

 

ぶっこみ釣りは足元に仕掛けを落とすだけでも

問題なく釣れる釣りなので、気楽にやってみましょう。

 

 

ぶっこみ釣りに関しては以上です。

 

夏場漁港でやれば思っているよりずっと簡単にアナゴが

釣れてしまいます。

 

釣りたてのアナゴで作る煮アナゴは、おいしいですよ!

 

仕掛け作るのが面倒な方は、こんな仕掛けでも行けると思います!

 

 

もしくはこんな仕掛けですね。

 

 こっちのほうは、ぼくの作っている仕掛けに近いです。

 

アナゴ専用ならこっちのほうがいいかもしれません。

 

 

 

ちょい投げ

 

次はちょい投げについてです。

 

投げ釣りというと、割とストイックな釣り人が多く、

遠投の距離も200mなんて距離を

たたき出すような、もはや

ただの遠投競技のような趣きすらありますが

そういったストイックなものでなく、

 

投げ釣りの縮小版、ちょい投げです。

 

これは夏場がメインの釣りで、砂場にいる魚を

ねらいます。

砂場の魚というとキス。

 

キスも春はかなり遠投しないと釣れませんが、夏場になると

波打ち際のすぐそばまで近寄ってきます。

 

上げ潮の時になるとキスがさらに寄ってきますので、上げ潮の時間帯を狙っていきます。

 

上げ潮っていうのは干潮から満潮へ向かうとき。

 

昔は潮汐表とにらめっこしながら確認する必要が

ありましたが、いまはスマホで潮の満ち引きがわかるアプリ

があります。

感覚的にわかるような表示がされていますので、

アプリを立ち上げて

見てみれば一発で

どういう状態になっているのか理解できると思います。

 

「タイドグラフ」と検索してみると

いろいろなアプリが出てきますよ!

 

 

満潮の一時間前くらいに砂浜で釣りはじめれば

おいしいキスを沢山釣ることができます!

 

用意するものは

 

  • ちょい投げセット
  • エサ
  • おもり
  • 仕掛け
  • 帽子

ちょい投げセット、これは釣具屋で4,000円も出せば

揃うと思います。もう店に入ったら何も考えず、

店員さんに

「すいません、ちょい投げっていうのがやりたいんですけど

なにを買えばいいですか?」

こう言えば8割くらいは完了していると思います。

 

あとは店員さんの言うことを適当に聞きながら用意して

くれた道具をそのまま購入してください。

 

まあ、そう言ってもらえれば帽子以外はそろったようなもんです

が、いちおう説明します。

 

エサはキスを釣る、という想定で赤イソメ。イワイソメとか

ジャリメともいうようですがぼくの住んでいるところでは

赤イソメですね。

 

特徴としては細い!キスはけっこう口が小さいので

くわえやすさを考えてのようなものかもしれないですが、

関係ないような気もします。

 

実際ぼくは他のイソメ使ったときのほうがたくさん釣れた

経験があります。

 

ゴールドイソメというのでした。けっこう太目でしたね。

 

まあ、とりあえず店員さんには素直に従うことにしましょう。

 

そしておもり。

 

おもりはサビキとぶっこみ釣りのものとも違います。

その名は天秤。

投げのおもりはテンビンです。テンビン。

 

 

形としてはおもりから二本針金がとびだしているような

かたちで、一方を90度くらい折り曲げてつかいます。

 

 

 

 

その針金の先がわっかになっているので、

 

片一方は糸に、もう一方は仕掛けをつけます。

 

仕掛けは店員さんに選んでもらってもいいですが、

なるべく針の小さなものを選びましょう。

基本的に釣具屋にあるものはキスには針が大きすぎだと

思いますが、4号、なければ5号にしましょう。

 

帽子については夏の砂浜は照り返しも含めて光の量が尋常じゃ

ないので、帽子忘れたら釣りはあきらめるくらいの気持ちでいましょう

 

冗談じゃなく、熱中症で死ぬと思います。

 

そして、全部そろったらエサを付けて投げましょう!

 

投げた後もわりとやることがあります。

 

投げ釣りで大事なのがさびくこと。

 

さびく?サビキのことかと思いそうですが違います。

 

さびくとは投げた後にすこしずつ、すこしずつリールをまいて

移動させていくこと。

移動させていくことで砂煙がわき、それが魚へのアピールに

なってくれます。

 

いまいち本当かどうなのかわからないんですが、

キスはエサを

くわえた時かなり激しく暴れるらしいので、

引っ張っていればからみ防止には

なるかなと思います。

 

キスは貪欲にエサを求める魚なので

かなり簡単に釣れるときは釣れます。キスをたくさん釣って

天ぷらにしちゃいましょう!

 

例えばこんなセットを釣り道具やでそろえれば

必要なものは一通りそろうと思います。

 

クーラーボックスと氷は持っていってくださいね。

 

 

 竿とリールを持っているようであればこっちですかね。

 

 

ハゼ釣り

そして、最後はハゼ釣り。

夏場から始まり、晩秋まで狙える、

天ぷらの種として最高峰のハゼ。

そのおいしさはタイやヒラメ、キスの天ぷらを

はるかに凌駕します(個人的感想)

 

ハゼ釣りというとサビキよりも簡単な釣りじゃないの?

と思う方もいるかもしれませんが、それは夏のハゼの話。

夏の終わりから秋にかけてのハゼ釣りは頭使って

やらないとなかなか数を釣るのは難しいです。

 

でも、ポイントとコツがわかれば大きく成長したハゼをたくさん

釣ることが出来ますし、なにより天ぷらにすると

最高にうまいですよ。

 

秋の始まりを感じながらやるハゼ釣りは最高です!

 

これも店員さんに

「すいません、ハゼの投げ釣りがやりたいんですけど」

と伝えれば全部揃えてくれます。

 

まあ、ぶっちゃけた話竿とリールはサビキで使ってたやつで

全く問題はないと思います。

あんまり固い竿だと釣り味がわからないので柔らかめの

竿を使うとハゼの手ごたえが伝わってきて楽しいですよ~

 

竿とおもりと仕掛けのセットです。

 

 

 

 

最後まで読んでいただいた方、本当にありがとうございます。

 

釣りを楽しんでくれればとてもうれしいです。

 

おわり!