【今日の渓流釣り】スプーンだけを使って渓流釣りをしてみました

こんにちは。

今日はスプーンのみの限定という条件を付けて

渓流釣りに行ってきました。

正直、いまの渓流ルアーはミノー全盛ですが

元々の渓流ルアーってスピナーやスプーンを

使って狙っていくものという

時代がありました。

当然、ミノーを使う釣りが

いけないということではなくて

好きなルアーを使っていけば

いいだけのことではあります。

しかし、僕の考えでは

スプーンでも

スピナーでも

ミノーでも

同じように釣れるようになりたい。

1種類のルアーだけで

釣りをしていくのではなく

今日はこのルアー、

この状況ではこれを使い

他の状況ではまた別のルアーを使っていく

というような

いろいろな釣り方を身に着けて楽しみたい

という気持ちがあります。

しかし、実際今はほぼスピナー一択という現状です。

なので

今日の釣りではあえてスプーンのみで勝負することにしました。

こういったチャレンジができることが連休の

いいところですね。

(ちなみに明日はミノー縛りで挑戦をしてみようと思っています)

今年開拓してお気に入りとなっている

この川に今回もやってきました。

入渓がわりと楽で

アクセスもしやすく

深い淵も比較的多いという

好条件がそろっています。

当然ながら入渓者も多くなってしまうので

連休中は先行者が入ってしまう

こともありますが

それはお互い様、ということで

仕方がありません。

更に

この休みのうちに

新しい渓流も１か所くらいは

開拓しておきたいところですが

人間そこまで勤勉にもなれないものですので。 

まずはアングラーズシステムのＢＵＸというスプーンから始めていきます。

あまりスプーンの知識がないのでよくわからないですが、

普通のスプーンより湾曲が大きく特徴のある形をしています。

たぶんウォブリング(水の中でスプーンがひらひらしているさま。)

が通常よりも派手目になるのではないでしょうか。

わりと釣具屋で見かけるスプーンですね。

とりあえず、何回か投げた感想から。

とにかく、あらぬ方向へ飛んで行ってしまう。

同じくらいのスピナーなら当たり前のように

投げることができるんですが、

大きさの違いで同じ重さでも

投げるときの感覚はかなり違うようです。

体に染みついたスピナーの時の感覚で投げると

まあ、とんでもないところに飛んで行ってしまいます。

本当に久しぶりに木の枝にルアーを

ひっかけてしまいました。

それも、連発で。

魚の反応どうこうよりも

このスプーンの投げ方を

覚えないと、

木の枝からルアーを外す作業がメインに

なってしまいます。

ルアーの形状で考えてみると

スピナーの重りは１点の場所、そこの重さの違いで

スプーンの重さはルアー全体の重さ、つまり大きさであり厚み。

やはり投げ方も違ってくるというものですね。

すこしゆっくり目にキャストしながら

大振りにして竿の反動をルアーに与えていく

ような投げ方にしてみました。

この辺は正解がどれなのか

わからないので

試行錯誤の結果そうなったという感じです。

あまり参考にはしない方がいいのかもしれません。

何度か投げているうちに

だんだん慣れていったものの

このルアー、なんか重いです！

きびきび投げることが全然できません。

どうも適合フィールドが違うような

気がしてきました。

スプーン変えましょう。

イトウクラフト、蝦夷スプーン。4ｇ

高級メーカー、イトウクラフト製のルアーです。

ちなみにここのメーカーのバルサミノーは１個で￥3,000以上します。

一体ロストしたらどうするつもりなのか。

ショックで溺れてしまいそうです。

バルサミノーについては

ぼくはラパラで満足です。

話が横道にそれてしまいました。

このスプーンもスプーンとしてはお高いほうですが、

悔しいですがとても使いやすいいいルアーだと思います。

先ほどのＢＵＸとほぼ同じ重さですが

自然な感覚で投げやすいですし

変な重さも感じません。

投げたいところに素直に

飛んで行ってくれます。

しかし、このルアーに魚も反応は

してくれるんですが、

直前まで追っかけてくるものの

食うまでは至らずといった感じで

直前でＵターンして戻っていきます。

まあ、これは渓流ルアーあるあるなので

他のルアーでも変わらない部分でしょう。

隠れる場所がない場合は

どうしても

こうなりがちですね。

でも、この蝦夷スプーン、

とにかくいいルアーだと思います。

スプレー使いこなせる方なら

とても楽しいんじゃないでしょうか。

ぼくももう少し出番を増やしていって

馴れていきたいと思いました。

次のルアーに行きます。

往年の名ルアー、ハスルアーです。

ハスルアーをスプーンに入れることに

異論がある人も

いらっしゃるようですが、

僕の感覚はスプーンでいいと思います。

このカラーは渓流ルアーには珍しく

白の部分がグロー、つまり夜光塗料が

塗られています。

このグローも

以前に別の川で使ったときは

投げるたびに

猛烈に反応があって

追いかけてきた魚が

岸に飛び出てきたことがありました。

その時の印象がとても強く残っているため

基本装備としていつも持っていくようにしています。

ハスルアーについては

その特徴ある形状からか

普通のスプーンよりも

魚の反応はいいような印象ですが

大抵はやはり、

なかなか食うところまで至らないルアー、

という印象があります。

多分もう少し幅のある川で

Ｕターンの動きで

いわゆる「食わせの間」を作る必要が

あるのではと思っていますが

僕のいく川は

かなり幅が狭めで

Ｕターンをさせるだけの

懐がありません。

このハスルアー、

本当はもっと誘いの技、

というものがあるようで

流れに乗せて泳がせて

自然なアピールで

魚をおびき寄せたりも

できるようです。

まあ、僕はできませんのです。

本日5時間くらい

スプーン縛りで

やってみたところの

感想ですが

スプーンも

スピナーも

どちらも面白いですね。

今のところただ巻きのみで

やっていることが

スピナーと変わらないのですが

スプーンについては

他の誘い方も

ありますので

色々と試行錯誤していく

楽しみを感じました。

いろいろなメソッドを研究して

トライアンドエラーで

試していくと

かなり面白くなりそうな

気がしました。

それでは明日はミノー編で

挑戦してみようと思います。

おまけ：

本流では結局釣れませんでしたので

ちょっと寄り道をしてみました。

本当に幅の狭い

支流とも言えないような

沢に寄り道をしました。

こういった場所って

人がほとんど入っていないので

魚がすれてないですね。

ですので

ルアーへの反応が

とてもいいです。

ギラギラしているというか

始めて見るものに

興味津々という感じで

まっすぐに追いかけてきて

くれます。

ここで少し小さめの

アマゴを釣り上げることができました。

残念ながら

血を流してしまったので

今回写真を載せるのは

あきらめました。

こういう小さな流れは

チャンスが大きいですが

護岸が古くて

かなり老朽化していたり

実際崩れていることも

ありますので

釣りを始める前に

しっかりと足場の確認を

してからキャストすることに

しています。

参考にされる方も

本流みたいに人がいない場所なので

怪我をして

動けなくなってしまうと

本当に死んでしまう

 危険のある場所です。

難しいと思ったら

きっぱりとあきらめてください。

魚一匹のために

死ぬなんて

本当にバカなことですから。

それでは！