冬場の釣り ふとんの引力 世相について考察

こんばんは。

本日は朝マズメ狙いのショアジギング！

のはずが

5時の目覚ましを確認するとともに二度寝を決行いたしました。

もうね、一日しか休みがないと釣りに行く気力が全然わかなくなる時があります。

年齢のせいか、すこし飽きてきているのか。

まあ、正直ショアジギングは当たり外れがあまりにも大きいジャンルなので

ある程度ボウズ覚悟で赴かなければならないものです。

そしてなんといっても最大の理由は

 今の時期、布団の心地よさがあまりにもヤバイ

もう、これ以上にここちよいものなんて屋外に存在するわけないと

思えるくらい柔らかくてあたたかい。

なぜ、用事もないのにここから出なければならないのか。

とか、思ってしまうともうダメですね。

昼までスマホとパソコンいじりながらふとんにくるまれていました。

まあ、昼になればなったでさらにまたさらにゴロゴロしてしまう。

完全にだらけてしまいましたね。いやはや

しかしまあ、これは序章的なやつで本当に言いたいのはここからなわけです。

自分も４０を超えた年齢となって昔はよかったと訳知り顔で言えるおっさんサイド

に自分自身がなっている、その層に入っているという自覚から

なんとなくですが、「外に出る」ということにたいして90年代よりも

確実にハードルが上がっている実感があります。

コンビニに出るレベルの本当に近所にいくレベルの外出でも

こぎれいな格好をしなければ、だらしない寝巻のような服を着ていくと

不審者一歩手前のような扱いを受けるような心配を感じます。

実際、ここ何年かで仕事着のまま（僕の仕事着はいわゆる作業着です）

コンビニに入っていくと挨拶をされないことが増えました。

自意識過剰とかではなく直後に入ってきた客には普通に挨拶しているので

店側にとって好ましくない客、というレッテルを張られているような

嫌な気分になります。

当然そういう店員はありがとうすら言いませんね。

別に行かなければいいし、別の店にすればいいという話ではあるんですが

作業着でコンビニはいってくることに不快感を感じる店員、というのは

いったい何なんだろうなあと感じざるを得ません。

給料が悪いから仕方ないというのは店長に交渉でもして欲しいところで

客相手に挨拶もしたくない、というのなら別の仕事をすればいいと思うのですが。

ぼく自身がキモいのかもしれませんが私服の時は普通に挨拶帰ってくるので

もう作業着イコール低ランクの人間という頭でしかないのだろうなと

思います。

僕世代のいわゆるゼロ年代の人間はいくらいい大学出ていても

普通に工場しか入れなかった人間が結構な割合で存在します。

入れたはいいが高学歴の使い方のノウハウのない会社側だったり

ぼくら自身も完全に行動経済成長のシステムのために教育されて

いるために今の若い世代のような起業という発想も当時は一切

持ち合わせておらず、さらにはITスキルを持ち合わせていたような人間が

周りに皆無、仮に持っていたとしてもパソコン関係の企業に入るルートしか

発想がなく、ネットを使って仕事を生み出すというような気配は一切ありま

せんでした。なかなか厳しい時期に就職を迎え、その厳しい時期が20年以上

たってもずっと続いている、といった状況です。

少し話がそれました。なんというか世の中全体に言えるのが

今の世の中が90年代よりもずっと洗練されていて、それは人も昔よりも

ずっとオシャレになったし服のセンスもコミュニケーション能力も

本当に洗練された時代になったなと思います。

しかし。そこに要求されるレベルに満たない人、つまり容姿や体形が

あまり見栄えのしない人やコミュニケーションがそこまで上手じゃない人

そういった人たちは容赦なくどこかへ追いやられてしまっているような

感覚が結構実感を伴って感じます。

上にいる人間が下の人間を許して受け入れるわけでは決してなく

下の人間として切り捨てられるような社会になりつつあるような

そんな裏寒い感じがします。

なんだかふとんにこもっているだけの話から逸脱してしまいましたが

もっとみんなでふとんにでもこもってゆっくりと過ごせばいいのにと

思わざるを得ません。

釣りどこ行った。

それでは。