渓流釣りでいいですか

渓流釣りやサーフの釣りなどを嗜みます

最近のこと、ごく最近のこと

最近、いろいろと鬱屈した感情でいることが多い。

 

きっと季節の変わり目のせいだと思う。

 

しかし、その感情とやるせない思いの中に、

 

いろいろと見過ごせない事実があることがある。

 

ぼくはいわゆるワーキングプア、その予備軍であると思っている

 

なにしろ40代半ばにして手取りが25万を切っている。

 

正社員かつ家業を手伝うという状況にもかかわらず、

 

である。

 

構造的な問題と精神的な問題

 

ぼくは三男で、長男も同じ仕事をしていていわゆる社長、というやつである。

 

この長男と僕とは10歳以上年が離れていて

 

いわゆるバブル世代というやつである。

 

そのせいか

 

金、というものが労働の、社員の労働によって

 

作り上げたものというよりも

 

どこかから勝手に湧き上がってくるものとでも思っているかのようで

 

平気でボーナスカット、給料減額などを

 

大胆に行うわりに

 

取引先とのゴルフは皆勤賞

 

自分の社用車はどうやっても仕事用と思いづらいようなものばかり

 

乗っていて、

 

タイヤも不必要なほど薄い

 

 

なんというか他人の痛みを感じにくく、

 

自分の愉しみにはとても貪欲かつ積極的なのである。

 

 

こういうタイプの人間が指導者をやると

 

起こした問題のつけは全て社員へと向かっていくので

 

年々社員の気持ちが下がり続け

 

最近は絶望を語ることが多くなっている

 

ぼくも一緒に絶望を感じることが多くなった。

 

 

将来のこと、これからどうなっていくかと思うと

 

年齢を重ねていっても

 

責任が増えていくにもかかわらず

 

待遇は何一つ変わらないので

 

実質的に減給をされているようなもので

 

いっそのこと会社を出ていってしまったほうが

 

マシになるのではないかとさえ思う。

 

 

なんというか

 

こんな気分は

 

中小企業や零細企業では

 

ごくありふれた気分であるのではないかとも思うのではあるが

 

ありふれているからこそ

 

ほんとうは問題なのであって

 

絶望が日本全体を覆ってしまっているのではないかとさえ

 

思ったりもするのだ。

 

 

自分自身のネガティビティが突出する時期で

 

暴走しているような気分ではあるものの

 

 

いろいろな刃傷沙汰がテレビで流れていると

 

これだけ絶望的な気分でいると

 

そうなってしまうことも

 

気持ちがわからないわけではない。

 

 

お金や家庭を持つことで

 

それが解消されるかというと

 

いまの日本の状況を見るに

 

それが特効薬とも思えないのである。

 

 

この閉塞感は

 

全ての責任や面倒ごとを人に押し付けて

 

利益だけかっさらっていくような人間が

 

減っていかないと

 

変化の兆しさえ見えないのではないだろうか

 

 

そんなことを思っていたりする。